今回はコマンドでGit操作をする際のgitコマンドのうち「開発資産をプッシュするgitコマンド」をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
開発資産をプッシュするgitコマンド
それでは以下で解説していきます。
1. ファイルの変更履歴を確認
コミット・プッシュする前に、ファイルの変更履歴を確認しましょう。
これをすることであなたが開発した箇所を一覧で確認することができます。
以下のコマンドを実行して、ファイルの変更履歴を確認します。
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git status |
ここでステージングされていない、つまりコミット対象外のファイルは赤字で表示されます。
2. 変更差分すべてをステージング
変更差分すべてをステージング、つまりコミット対象とするには下記のコマンドを実行します。
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git add . |
正常にステージングされたか確認するには、改めて「git status」を実行して確認してみましょう。
ステージングされていれば赤文字から緑文字となっています。
3. 変更内容をコミット
それではコミットを実際にしてみましょう。
コミットのコマンドは下記のコマンドとなります。
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git commit -m "[コミットメッセージ]" |
4. コミットされたか確認
コミットが正常にされているか確認するには下記コマンドを実行しましょう。
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git log |
5. プッシュする
自分のローカルブランチの変更内容をリモートブランチへプッシュします。
下記のコマンドを実行しましょう。
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git push [リモートのリポジトリパス] [ブランチ名] |
まとめ
今回は、開発資産をプッシュするgitコマンドを解説しました。
多くの開発現場ではGitでのファイル管理をコマンド入力ではなく視覚的な操作で行うことができるSourceTree等のGUIクライアントを使うのが一般的です。
しかし時と場合によってはコマンドでする必要も出てきます。
また、開発ブランチからマスターブランチへのプルリクエスト作成は今回言及していません。
プルリクエスト作成が必要な際には忘れずにしましょう。
この記事が開発者の助力となればうれしく思います。